こんにちは。
皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか?
関西もようやく梅雨入りしました。
この日記は年始以来ですから、ほぼ半年経ちます。久しぶりの日記です。
いつも温かいご声援、本当にありがとうございます。
5月5日、コンサートがありました。
コロナ禍を経て久しぶりの大規模なコンサートでした。
この公演は、実は昨年の夏から決まっていました。
共演のピアニストは徳山美佳さん。
ご出産を経て、約1年半ぶりにご一緒できることになり、私はこのコンサートをずっとずっと楽しみにしていました。
満員御礼の皆様とお顔を合わせて、最高のコンサートになりました。
美しい天満教会のチャペルは、お客様がいて下さることにより、まるで計算したかのような絶妙の残響になり、どのホールよりも生音を気持ちよく感じる不思議な空間となりました。
お越しくださいました皆様、応援してくださった皆様本当にありがとうございました。
(※コンサートのダイジェストをYouTubeにプレミア公開しようと思っております。が、編集に時間がかかっております汗)
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さて、今日の日記はプライベートなことを綴ります。ご報告させて頂きます。
私事ですが、この度お腹に命を授かりました。
新しく家族を迎えられること、今とても待ち遠しく思っています。
暦の上での初秋に出産を控えており、演奏活動やお仕事に関しては出来る範囲で務めさせて頂いております。
ご理解ご協力を頂いている皆様に、心から感謝致しております。
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生活面で変化がある折、いつも師匠の言葉が脳裏に浮かびます。
「音楽家は生活の全てが音になる。笑って幸せで生きなさい。」
音楽(お仕事)が全てだった私にとって、それまで生活の変化とは同時に音楽との関係も変わってしまうのではという不安が付いて回るものでした。
そんな私にくださった優しい言葉。
直接音楽に接していない時間も、毎日自分が過ごす時間も、その全てが糧となり身となり人生となり、そして音になる。
これからも日々を丁寧に暮らし、丁寧に人と音楽と向き合い、周りに幸せをもたらせる人でいられるよう努めたいです。
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コロナ禍、世界中で予期せぬことの起こる日々、そして私自身があと一年で高齢出産になるということもあり、無事妊娠後期に入った今ようやくここに綴ることができました。
7月中に出演させて頂くコンサートをもちまして、私は短い産休に入ります。
母になり音を奏でられる日が今からとても楽しみです。
何よりも小さな命との出会いが楽しみでなりません。お腹に宿ってくれてから既にたくさんのことを私に教えてくれています。
母子一体でいられるこの奇跡のような時間も、大切に楽しみます。
いつも温かいご声援をくださる皆様、私の音楽をお聴きくださる皆様に、感謝でいっぱいです。
これからも皆様が音楽と共に幸せで過ごされますようお祈りしています。
追伸
7月のコンサートも、これまでと変わらず心を込めてお送りします。
その後は少しの間、待ってて頂けたら嬉しいです。