17日

京都では安藤人形店さんのお雛様七段飾りを見かけました。

お内裏様とお雛様。
自宅では母が上段のみピアノの上に飾るのが最近のお雛祭りの慣例になっています。
我が家のお雛様もとても優しい表情の美人さんですが、ここで見たお雛様は凛とした表情の美人さんでした。

日本の昔からの文化は背筋がピンと伸びるように思います。

京都は通い慣れていますが、先日は珍しく神戸へ参りました。
初めてご一緒する皆さまと、バイオリニストの安田華香さんとのカルテットでした。

華さんは川井郁子さんの現場や、他でもご一緒する機会がありますが、いつお会いしても優しくて大好きな先輩です。
お誕生日プレゼントを頂いてしまい感激でした。
来月お仕事でご一緒しますが、また一緒に演奏できるのが楽しみです。

12日

逃げるの如月、28日しかないこの月が目まぐるしく動いています。
ソロライブからまだたった10日しか経っていないはずなのに、もうひと月は経過したような錯覚さえ覚えます。
厳しい寒さも感じないほどに目まぐるしい中でも、ケーキをご用意いただいたり、おめでとうのお言葉を頂戴したり、今月は嬉しい気持ちになる事も多く過ごしております。

Cool an Temporary アコースティックトリオでのお仕事や、デュオ、カルテット等々動かせていただいていますが、12日は昨年に続きシンフォニーホールにて川井郁子さんのコンサートでした。

回を重ねる毎、常にストリングスとしても成長していたいと思いながらステージのお手伝いをさせて頂いていますが、郁子さんはもっとずっとすごいスピードで進化してらっしゃるのでついて行くのが必死になってしまう未熟な私です。

今回は一昨年の15周年の素晴らしいショーステージともまた違う、世界に引き込まれるステージ。
バイオリニストというより、川井郁子さんの世界。
ストリングスの一音としてそこに携わらせて頂けることが本当に幸せでした。

これからもきっと更に進化を続けられるのだろうなぁ。もはや一ファンとして純粋に楽しみな私がいます。
(写真)
お写真頂戴しました。
素晴らしい演者の皆様と。

3日

ソロライブが終了しました。
お越し下さった皆様、激励下さった方々、ご協力下さった皆さん、本当にありがとうございます。

両親に与えられた16分の1サイズのヴァイオリン。
誕生日は産んでくれたこと、育ててくれたことに感謝する日だと歳を増すごとに感じます。
そしていつからかヴァイオリニストとしての私には、音楽の時間を共にして下さる皆様がいることを感謝する日になっています。

映画音楽の世界、クラシックの世界、ロックの世界、歌謡の世界、皆様と一つになる世界。
旋律楽器のヴァイオリンに、自分でも知らなかった可能性を見つける旅に突入しているような気がします。

これからどんな世界に出会うのか、とても楽しみになりました。
これからも、どうぞどうぞよろしくお願い致します。
追記
(この期に及んで、この日記を公開設定にするのを失念しておりました。なんたる…。これからもこんな松本ですがお見捨てなきよう何卒何卒。)