8日

10月を迎えました。
大事な決断は、何故かしら歩きながらすることが多い、とふと気がつきました。
今一歩勇気のいる決断は尚更のこと。

子供の頃からものすごく深く考える心配性。(ポジティブだけど。)
10代20代は好奇心や、周りの方に恵まれていたお陰でそれがカバー出来ており、むしろ、自分は頭で考えず流れに乗るタイプだとすら思っていました。
流れを作って頂ける環境の下、何の疑問もなく邁進できたと思います。

ですが、歳負う毎に隠れていたそれは私の中で確実に成長を遂げていき、机上で(PC前で?)考えだすと考え込んで怖くなり、結局は何かしら理由付けをして、現状プラス少しの努力で叶うことだけをする。
この一年ほどは、そんな「思考の癖」のままにいた気がします。

30代に入る時、こんな自分を変えたいと思ったのにも関わらず、結局は忙しさに隠れ、前に進んだように偽装する(やな言葉だ)だけで、本質から目を背けていました。

この夏にあるきっかけがあったことや、同じく夏に訪れたたくさんの災害、そして、自分の短所に向き合おうとする近しい人の姿を見て、私も長年変わらぬ自分の凝り固まった短所に向き合おうと思いました。

そしてその決断の動きが正に移動時に。
机上では絶対にできないメールを電車の移動時に打ち、降車した駅で送信。
ずっと文面だけがメモにしまわれていたメール。
これからの人生を考える30歳の一年だったと後で思うのだろうか。そう思いたいから送信したメールです。

己の敵は己にあり。

これからどうなるのか。
不思議と頭で考えていた時より不安はなく、ようやく来た旅のはじまりのような気がしています。

3日

ピアノ、ヴァイオリン、バスクラリネットと過ごす秋の夜長@サロン ドゥ アヴェンヌさん終了致しました。
お運びくださいましたお客様ありがとうございました。

お仕事で出会ったお二人、藤岡莉央さん(ピアノ)、八巻志帆さん(バスクラリネット)と3人でのコンサートは初めてでした。
莉央ちゃん、志帆さんはお二人とも本当にボーダーレスで幅広くご活躍なので、この機会を頂いてたくさん勉強させて頂きました。

前半は三人の他にもそれぞれのソロを。
志帆さんの芸術的な空間に魅了され、莉央ちゃんの軽やかで彼女らしいリズミックなピアノにキュンでした。(なにそれ。でもそうだから!)

後半はオールピアソラで。
莉央ちゃんを通じて志帆さんに出会った日、譜面も何もなく数曲音を出した中にもピアソラがあり、初めましてでも音を出してすぐ分かる「合う」の感覚で今回のステージが決まったことから。

ピアソラは不思議です。
譜面があっても「自由」。
更に、リズムがあるのに歌も景色も色も温度も全てが一緒くたに存在している不思議。
決め事や雁字搦めが苦手な私に、ピアソラはいろんな事を教えてくれ、いろんなヒントをくれます。

三人でのピアソラも、今回限りのたった一つの音楽でした。
幸せな時間になりました。
ソロステージとはまた違う、昨日だけの特別な宝物の時間でした。

ありがとうございました。