第57回日本生物物理学会年会in宮崎
演奏と司会(懇親会)で参加させて頂きました。
この春に産研テクノサロンにて司会をさせていただいた折(日記にも書きました)のご縁で、こういった機会に繋がりました。
其処彼処に遊び心溢れる年会は、部外者の私からも参加者の皆様が心から楽しんでらっしゃるのが分かりました。
はじめての私は、いつもこんな楽しい年会なんだと思っていましたが、今回は特別伝説的な年会だったみたいです。
皆様の笑顔がとても印象的でした。
普段出会わないような方々とお話させて頂いたり、研究についてもお伺いできたり、踊ったり、本当に貴重な体験でした。
いつも演奏のことばかり考えて生きているので、世界が広がった気がしました。
年会長や実行委員の皆様の作り上げてきた世界に、微力ながらお手伝いさせて頂けたことが本当に光栄でした。
ご縁をくださった方、春のテクノサロンでの出会いから私をご推薦くださった年会長の永井先生、実行委員の皆様、お着物の着付けのために出向いてくださったローズさん。
皆々様本当にありがとうございました。
全てをまた芸に生かせますように。
そして宮崎県も大好きになりました。(美味しいものしかない!)
終わって、ある先生から嬉しい感想メールを頂きました。
音楽という一見して生産性無く思えてしまう題材を扱っていると、時に自分自身が(に)意味や価値を見失ってしまう辛く恐ろしいこともありますが、
聡明な先生の言葉がとても嬉しく響き、朝から涙してしまった私。
学者先生に背中を押して頂いてなんだか迷いの消えるような、凡人の私にはとても心強いお言葉でした。
参加させて頂いて良かった。
この世に意味のないことなんて無いんだ、と思うことができました。
本当にありがとうございました。
9月、新しい出会いが増えました。
歌手の松原健之さんコンサートツアーに参加させていただいています。
この上ない豪華なミュージシャンの皆様の中に、通常いられるはずのないひよっこ(もちろん私)が一人。
なんとアーティストとしてのソロ演奏シーンまで頂き、バンドとしての演奏の中にもたくさんシーンを頂き、塩入さんのバックアップと、松原さんの優しさに本当に感激する日々です。
CD赤と白のディレクションでも大変お世話になりました楯さんと、初めて音楽で共演できましたことも心から嬉しいことです。
そして・・・。
ずっと憧れていたベーシスト、コントラバス奏者の斎藤順さんにこの度初めて一人の人間として認識して頂けることとなりました。(前に一度お会いしているも、その時は自己紹介すら出来るような私ではなかったのだ。)
震える手で赤と白をお渡ししましたら「Aquarelle Recordから出したんだね!僕と一緒だね」と。(一緒だね・一緒だね・一緒だね・・・。号泣)
そして、その一週間後にお会いした際には「1度目聴いた時はこう思ったんだけど、何回か聴いてくとこう感じたんだよね〜」と。
(ん…?何回か!?何度も私のCDを聴いてくださったのですか…。号泣再。)
突然現れたVnの子のCDを何度も聴いてくださり次お会いした時には感想をくださるその優しさとジェントル。想像通りのお方でした。
数日を要したリハーサルから皆様にみっちりとご指導いただき、浅草公演、大阪公演と終えた今日。
松原健之さんの温かいファンの皆様にも出会えて嬉しいです。
ファンの皆様の熱気に圧倒されつつ、明るい表情と優しさになんだかホッとしつつ、いつか私もこんな風に大きなステージで、皆様とお顔を合わせることができたらなと馳せるような気持ちにもなりました。
この気持ちのお返しができるよう、コンサートに華を添えることができるよう必死で演奏しています。
ツアーは続きます。札幌、静岡と参加です。全てが楽しみです。
半分を終えて、今の気持ちを日記に記しました。
一昨日は高校時代からの友人たちとのコンサート。
そして昨日は阪急百貨店ラテン祭出演2日目でした。
タンゴグレリオさんに出会い、これまで一方的に好きなだけで"想像"だったタンゴの世界を、少しずつ実感させて頂いてます。
グレリオさんはお二方それぞれのお人柄も、演奏スタイルも、全てが心から大好きです。(完全にどストライクです。←え。)
これは繋いだくださったプレリュードさんのお陰であり、そしてまた、私の大好きな彼女も大切にしていた縁なのだなと思っています。
私もずっとずっと大切にしたいな。
PS
9月日記多しですね。(Facebookに書いてしもたからやで)
ショップページが新たに、内容も少し変わりました。(今日はちょっと…いや結構な重要記事)
既にご注文もあり、とても嬉しいです。ありがとうございます。
今月下旬からは【応援ステッカー】が登場します。(ストアでは予約販売を始めました。)
これまで自身での主催コンサートをなんとかかんとか続けてきましたが、8月の「赤と白」公演を経て、自分の無力さ…では無いですね(こういう言い方をしないのだ!)、応援してくださる方々の存在を本当の意味でありがたく感じたと共に、「このままではいけない」とも実感しました。
私はなんでもできる子だと思っていました。(これ本気でです。うん、痛い子ですね…!)
そして、そうでは無かったということを知りました。(いっぱい数え切れないほど助けてもらいました。)
感謝して、これからの未来をその上で丁寧に生きていきたいと思うようになりました。
また、最近では甥っ子や大切な友人のお子様との関わり、私自身の年齢、祖母の存在などから、予算の組めない施設や、チケット代を抑えたい子供達へのコンサートなど、自身の活動と共にそういった社会貢献のことを考えるようにもなりました。
どうすれば、そういった内容を無理なく続け、さらに自身の活動の幅をより広げて行けるかと考えた時、クラウドファンディングも頭をよぎりました。
詳しい方にも相談し、松本尚子の場合は「これまでにずっと支えてきてくださったファンの皆さまとの縁を、まずは大事にしたいという思い」に重きをおいた始め方では、とアドバイスを頂きました。
今後、規模によりどこかのタイミングでクラウドファンディングのようなことも始めるかもしれませんが、その一歩目としてこのサイトの中から「応援ステッカー」の販売を決めました。
やっぱり手作りでデザインもこだわりたいし、配りたくなる楽しいデザインが作りたいと思い限定枚数にし、新たなデザインをその都度更新していけたら、応援しながらも楽しんでいただけるかなと思っています。(少しでもエンターテイメントに!)
本当に「赤と白」公演は、私にとって大きな一歩でした。
そんなこの公演を、「うちでもしてほしい」との打診も頂き、本当に光栄で嬉しいです。(公演依頼お待ちしております!)
一歩ずつ着実に丁寧に歩を進めたいし、手伝ってくれるスタッフさんや、共演者さんにもいつも笑顔でいてほしい。
楽しみ来てくださる皆さんにも、いつも笑っていてほしい。
そんな大それたことが私にできるのでしょうか。
うん、一人では絶対に無理です。(自信持って言うな!ですがここは確信しました。)
でも、応援してくださる方々が絶対いる。迷わずまっすぐ前を向いて、これからも持ち前の明るさと能天気さで笑っていようと思います。
大それたことの一歩目として、まず、近い将来いずみホールでソロコンサートをすることに目標を持っています。
その景色を皆様と、この間みたいに共有できることを想像しています。
一緒に目指してくださったら嬉しいです。
皆様のお力をお貸しください。
よろしくお願い申し上げます。
尚子
タンゴ・グレリオさんとのイベント出演がありました。
この日は初めて、ダンスとのコラボもありました。(ん?初めてではないのに何故初めてと感じたのか。タンゴが初めてなのですね。)
これまで曲から感じていた男女の恋模様を、実際にダンスからたくさん感じることができました。
音楽もジャンルによって全然役割が違いますが、ダンスも然りですね。
素敵な時間を過ごさせて頂きました。(日曜日にもあります)