28日

卒業シーズンに近づいています。
私も昨日は数年間BGM演奏でお世話になった場所の最後の日でした。
仲間ができて、たくさん喋って、たくさん食べて、私達にとってお仕事というより女子会な場所(お店の皆様ごめんなさい笑)でした。
演奏のお仕事は色々な場所があるけれど、太く長く関係を続けてくださる場所は本当に少ないです。 
デクレッシェンド※していき、最後はほとんど無くなる場所をたくさん見てきました。
それが当たり前だし、「続く」ということが生む大きな効果は、実際に「続けた」人と現場でしか手に入れることはできないから、そこまで行く道中に我慢ならなくなってしまうこともあるのは仕方がないことだと思っています。
だからこそ、長く続けてくださったこの場所には敬意と感謝がたくさんありました。
ありがとうございました。
これからも、御発展をお祈りしています。
そして私をこの場所での仲間に誘い受け入れてくれた、山田聖華さん、川勝美歌さん、河原結花さん、比果沙織さんにも心から感謝しています。
※デクレッシェンド…だんだん弱く。音楽用語。

26日

京都にて子供のための読み聞かせコンサートでした。
チェリスト小棚木優ちゃんとのデュオでした。
優ちゃんのご縁で一年前には子供コンサートをさせて頂いた会館。

今回は図書館の司書さんの絵本朗読「狼と7ひきの子やぎ」に音楽を付けての読み聞かせです。

ピアノ無しで、ヴァイオリンとチェロのデュオでの読み聞かせは初めてでしたが、司書さんの素敵な朗読のおかげで子供たちは皆興味津々。

終わりにも司書さんが「ヴァイオリンとチェロは弦楽器同士、家族でしょ?すごく合いますね!音楽の効果はすごい。迫力がありました。」と仰ってくださり、何だかとても嬉しくなりました。

「家族」って可愛い表現。
さすが図書館の司書さんですね。

読み聞かせの後はミニコンサートもあり、子供たちも元気いっぱい歌ってくれて、晴れた空の下笑顔いっぱい気持ちの良い日になりました。

お越し下さった皆様、会館の皆様、司書さん、ありがとうございます。
追記
後日、写真を頂きました。

25日

滋賀県は栗東にてTrinkleコンサートでした。
前日、思い立ってせっせと磨いた楽器と共に。
栗東市はとても寒く、大阪のお昼間が暖かかったため厚着していなかった私は凍えそうになりました。
そんな中お運びくださった皆様ありがとうございます。

Trinkleのコンサートが今月はたくさんありました。   
早いもので3人で演奏するようになって4年が経とうとしていますが、今でも発見がたくさんあります。
それぞれの個性や癖もお互いに理解し受け入れることが出来るようになってきたように思います。(私だけでないことを祈る。しかも一番癖強い本人。)

ちょうど一年前に出演させて頂いたお店でしたが、一年ぶりにまたご覧下さった方がいらっしゃり嬉しく思いました。

※写真を撮り忘れました。のでピカピカにした楽器を。

25日

ものすっごく良い天気です。

恒例の頭上写真。電線が入ったけれど、都会の空だから仕方がない。
今日は滋賀へ参ります。
日向ぼっこでボーッとしていたいですが、そうもいきませんので電車に揺られてボーッとします。

日陰は寒いから、暖かくしてお出かけください。(誰)

24日

先日、大学時代の友人と会いました。
お仕事帰りのオジ様方が集う感じのお店に気兼ねなくいける仲間がいるのは嬉しいですね。
久々に会って、音楽について、人生について、仕事について、色々な濃い話を熱く語れるのも同じく。

割と別々に生きているのですが、共感できたり分かり合えたり、ちゃんと意見できたり。
こんな人達と友達でいられて私は幸せ者です。

17日

梅が咲いたそうです。
でもまだまだ寒いです。
布団にくるまってぬくぬくでいたいですね。

先日、シンフォニーホールにて川井郁子さんのコンサートに弦楽メンバーとして参加させて頂きました。
毎回勉強になることだらけのステージですが、今回はいつものオリジナル作品と違いカバーや既存の曲が多かったので更にまた違ったステージでした。
お人柄と、パフォーマンスと、美しさと。
悲しいかな自分をとても小さく感じる時間です。(当たり前ですけれども)

ソロコンサートを控え、とても有意義な時間を過ごさせて頂けました。
やっぱり大好きな女性です。
宝物の時間。

弦楽メンバーも、素晴らしい先輩方とご一緒させて頂くことができ、川井郁子さんのお弟子さんにあたる中塚さんには本当に感謝でした。

ありがとうございました。

12日

 エルクリマカルテットコンサート、終了致しました。
お越し下さった皆様、本当にありがとうございます。
楽しかったです。

ボロディンの弦楽四重奏曲は本当に難曲でなかなか弾きこなすのが大変でしたが、この機会にこのなんとも美しい旋律に出会うことができて幸せでした。

美しい曲です。
三楽章は天から舞い降りたような旋律。
ロシアの厳しい寒さだからこそ生まれたのではないだろうか。

幸せでした。
ありがとうございました。

10日

久々にオトカリテさんでバレンタインライブでした。
期間限定ショップにタルト屋さんが出店されており、俄かに湧く三人。
そして結局美味しく味わわせて頂きました。

バレンタインってお菓子業界のなんとやらなんてよく聞きますが、でも、やっぱり好きだなぁこのイベント。

毎年この季節に因んだ曲を選曲しますが、ピアノトリオではサティのジュトゥヴが一番アレンジ的に好きです。
旋律をアレンジして、長井友理子ちゃんにピアノを上手く合わせてもらった編曲ですが、チェロとヴァイオリンが本当にデュエットに感じます。

優美でどこまでも幸せな時間が続きそうな、そんな舞踏会を思わせる一曲だと思う。(←この文、乙女チックすぎて自分で書いててムズムズする。)
今日はそんな三人でしたが、このTrinkleは今月末にもライブがあります。

2年ほど前に一度お呼びを頂いたお店です。
滋賀県で少しばかり遠方にはなりますが、約45分×2ステージのボリューミーな内容ですので、お得かも知れません。(誰得)
耳馴染みの良いものが中心なので、クラシックが難しいと思ってしまいがちな方にもオススメな日です。

さてさてさて、今日はこれからまだまだあります。
明日も盛りだくさん。
雪になりませんように。
インフルエンザが蔓延しております。
皆さまお気をつけて。(私はそういった類のものはかからない仕様になっております。)

5日

Trinkleピアノトリオコンサートが終了致しました。
朝から雨が降りしきり、寒さも増したような1日の始まりでしたが、こんな日に出向いてくださった皆様本当にありがとうございます。

明るい会場でお客様一人一人のお顔が見えるコンサートでした。
前半はそれぞれのソロを織り交ぜてお届けしました。
後半は大好きなショスタコーヴィチと、ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」より「冬」「春」を。

ブエノスアイレスは、昨秋のコンサートで冬を演奏し、クラシックピアノトリオのTrinkleとしてはそれが初の試みでした。
クラシックとは全く違う音楽ですが、その中にやはりその要素は少しずつ含まれており、自分達の持っているものと新しく出会うものとの融合のバランスが非常に難しいこの頃でした。

ソロではたくさん触れている大好きな作曲家なだけに、ピアノトリオで取り組むことができて嬉しさも3倍でした。

ありがとうございました。

3日

朝からエルクリマカルテットの練習へ赴きました。 
なんと、仲間たちから素敵な贈り物を頂きました。
誕生日でした。
憶えていてくれたことに(日頃から2月3日だよと振りまいているクセに)感動。

午後には祖母、母とお出掛けしました。
本当は何か欲しいものがあればと祖母が思っていてくれたのに、可愛げのない私は欲しいものが思いつかず、洋服を見ても「勿体無いなぁ」の連続で決まらず、祖母をガッカリさせてしまう時間でした。(ダメなやつだ)

帰りの電車を一人待っている時、ふと自分が生きていることを考えました。
つい最近、命について考えさせられる瞬間があり、タイミングよく誕生日が来たことで頭に浮かんだのでした。

祖父母と母と父と…皆がいたから自分がここにいること。
姉弟がいて、私は独りになることが無かったこと。
賑やかに幸せいっぱいに生きたこと。
楽器を与えて貰ったこと。
どんな瞬間も間違いなく周りは味方だったこと。
世界中に私を愛してくれる人がいること。
生きられていること。
(どんだけ幸せな性格だよアッパレだなこら)

考えると涙が溢れて来て、電車の中で少し泣きました。(なんて日だ)
今年も幸せに過ごしました。
昨年はHigh Strings Orchestraのコンサートで、誕生日なんてそっちのけ賑やかに過ぎましたが、今年は何だかホッコリゆっくりと。

PS
写真のプレートのミニーちゃん凄いですよね。(ミニーちゃんが特に大好きってわけではないのですが、お店の方が女の子だからと描いてくださいました。上手すぎて美味すぎて感激。)(後ろの叔母様が気になる写真になりました。)