31日

31日金曜日、藤岡莉央さんとのデュオコンサート[Aggressive Night 2]が終了しました。
一回目のアグレッシヴナイトから僅か2ヶ月での開催になりましたが、内容も変えて今回は「ラテン」なコンサートになりました。

雨の中お越しくださいました皆様本当にありがとうございます。
また激励下さった皆様にも本当にありがとうございます。

熱いラテンのイメージで衣装も赤に揃えました。
女の子らしい莉央ちゃんのイメージと、私のクールな雰囲気(自称)、会場walzerさんの白と黒で何だかとてもバランスが良く、思わずキメキメの写真を撮りました。
ソリスト×ソリスト
というコンセプトのデュオコンサートです。

莉央ちゃんのピアノはまさにその通り。
前回に引き続き、本人曰く前より少し会場にも空気にも慣れた、というだけあり前回以上にソリスティックな音楽で、初めて彼女の演奏をお聴きのお客様も皆さんビックリされていたように感じました。

お帰りの際には皆さん「細い腕と指からあんな力強い音が出るなんて!」と口々に仰ってくださり、私もとても嬉しかったです。
「二人のセットはなかなか良いですね」というお声も頂き、ダブルソリストの良さが伝わったかなと思いました。
皆様にも楽しんで頂けていたら嬉しいです。
そしてこの日は、アルバム発売と記念公演の話を皆様の前で私の口からお伝えできた初めての日でした。

日頃から莉央ちゃんとはアルバムのことや、お互いの活動の話をよくしていたこともあり、彼女も心から応援してくれ、8/1発売公演のチケットもたくさんの皆さんがご購入くださいました。
本当に、ありがとうございます。

なんと、「たくさんの人に知ってもらいたい!」と複数枚ご購入くださる方もいらっしゃり、なんだかジーンとしました。
一人で活動していると、このように「広める」ことをお手伝いしてくださる方に出会えた時、本当に活力に繋がります。
「え!何枚も良いの?」とその後でお聞きくださる方がいましたが、もちろんです。
私の元来の歩のノロさももちろんですが、一人だとどうしてもたくさんの方に届けるのは難しいです。
ぜひ、皆様にも松本尚子の音楽を広めて頂けたら嬉しいです。

どうぞこれからも応援よろしくお願い致します。

ソリスト同士刺激をもらえた音楽と、皆様の温かい後押しで、本格的に始まるレコーディングやこれからの製作に更に気合の入る日になりました。

ありがとうございました。

30日

0の日です。
今回はNHKスペシャルドラマ〈坂の上の雲〉より主題歌[stand alone スタンドアローン]です。

私はこの曲、歌が大好きで日頃からよく演奏しています。
いつかのコンサートでは詩を読んでから演奏したこともありました。

森麻季さんの透き通る歌声が素晴らしく、そのイメージが強いので、バイオリンでカバーするのは少し気が引けたりもしますが名曲なのでチョイスしました。

[一朶の雲を目指し]
というフレーズが二回出てきます。

恥ずかしながら、私はこの「一朶 いちだ」という言葉をこの曲に出会うまで知りませんでした。

明治という時代の持つ力強さ。

一朶の雲に向かってただ邁進する直向きさ。

 

平成、そして令和と時代が進み、変化する中でも忘れたくない人間の根本にある凛とした力強さを、この曲の美しいメロディから感じられる気がします。

挫けそうなことや、折れてしまいそうな瞬間はあるけれど、直向きに生きていたいと思える。

大袈裟だけど、勇気をもらえる曲なのです。

 

そんな一曲を五月の最後に動画でお届けしました。(鼻息は入るわ、見返すと髪はボサボサだわ・・・な映像でしたが、これも一発撮りの味ということで・・・。なんでも味で解決。)

◎30日

ジャケット撮影がありました。
プロの皆さまに助けられ、いろんな写真を撮って頂きました。

お外の自然な写真が好きで、これまでのフライヤーなども屋外が多かったのですが、今回はアルバムのイメージから屋内で。

ビジュアルデザインが見えてくると、音楽にも良い影響があると塩入さんが仰ってましたが、本当にその通りです。
この日また更にイメージが膨らみました。
撮影でたくさんたくさんお世話になった皆様と。

これでようやくフライヤーも来月には公開できます。
どうぞ、お楽しみに。

◎23日

アルバムの実態が明らかになってきました。
タイトル(とは言え毎回味気ない‘日程’ですみません)に◎を付けました。
◎が付いているものはアルバム制作日記のしるしです。
先日のお知らせでも綴りましたが、まず制作のスタートに至るまでに、本当に長い時間がかかりました。

コンサートやその他諸々、きっとご存知の通り本番まで手の内を明かずいたい(自称。キッド様ファンなので。←だまりなさい。)ので、アルバムも真相の部分は最後まで残しておきたいと思っています。

が、制作に踏み切れた時点で私にとって奇跡なので、ここから当日まで、皆様にも一緒に歩んで頂きたいという思いで書きます。

今月中旬、デザイナーさんとの打ち合わせがありました。

ご存知の方もきっと多いかと思いますが、私は自分が出演するほとんどのビジュアルデザインを自身が担当しています。
子供の頃に通わせて貰ったアトリエか、プロのデザイナーである姉のおかげか、きっと全てが影響しているのでしょう、私はデザインが好きです。

絵を描くのは驚くほど下手なのですが(知る人ぞ知る恐ろしい私の絵心)出演フライヤーや、依頼があれば知人のミュージシャンのデザインを趣味の範囲で担当しています。(クールアンのアルバムジャケットもね)

ということで、今回の自分のアルバムも、はじめは自分でやろうかなと思っていました。
しかし、一度しかない初めてのソロアルバムです。
今回はプロの、それもご縁のある方にお願いしたいと思いました。

自分以外の方が、自分の関わるモノを作ってくださるのは新鮮です。(普通は皆そうなんだなー)
デザイナーさんのこともまたご紹介したいなとは思いますが、ここではまだ伏せておきます。

日頃自身もデザインをする私なりに、伝えるべき事を伝え、打ち合わせ。
ここで明らかになるのは自分のボキャブラリーの少なさです。
いつも常に自覚はあるけれど、それをさらに上回るショボショボな脳みそに残念さもありつつ、そんな私からしっかりとイメージを受け取ってくださるプロのお仕事に感銘を受けた日になりました。
そんなこんなで、後日、アルバムイメージが送られてきました。

五里霧中、暗中模索、自分の進んでいる道が合っているのかよく分からない状態でいた私にとって、イメージを頂いたことは光に感じました。

まだまだ始まったばかりの製作道ですが、一歩前進。

皆様にお届けできる日まで、全力で頑張ります。

18日

カフェマリア ミュージックコレクション[by Trinkle]終了致しました。

このお二人と。

お越し下さった皆様、カフェマリアの皆様、ありがとうございました。
当日急遽お越し下さった方もたくさんいて、会場は満席になっていました。
本当にありがとうございます。

今回のコンサートは、私としても少し挑戦でした。

というのも、中塚さんとはお仕事での機会はあれどフロントデュオでコンサートをするのは初めて。
美佳ちゃんも、なかなかオープンのコンサートでは機会がありませんでした。(でも一ヶ月に数回一緒に演奏している程の共演ペース!動画も彼女に弾いて頂いてます)
そんなお二人との今回のコンサートは「情熱のバイオリン」「迫力のピアノ」。
どう表現するかと考え、「生きた音楽」がしたいと思いました。
中塚さんとのデュオでいつも楽しいのは、アイコンタクトだけで音楽が生まれる感覚を味わえることです。
クラシックは譜面に忠実に、譜面から読み取れる作曲者の意図を表現するものなので、謂わば作曲者とのアイコンタクト。
その場で共演者同士がお互いのやりたい音楽を感じ取りながら、観客の皆様と顔を合わせながら作っていく音楽は全く違うものです。
ジャズやポップスなどのセッションですね。
それを今回は「クラシックのナンバー」を使ってのものだったので正に「情熱的な挑戦」になりました。
美佳ちゃんの包み込んでくれるピアノと、中塚さんの自由で囚われないお人柄と音楽に引っ張って頂いて、そんなコンサートが実現しました。
皆さんとお顔を合わせながら演奏するには、昼下がりの明るいマリアカフェさんはピッタリでした。
楽しい音楽の時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。

◎お知らせ

いつも松本尚子の音楽を応援くださりありがとうございます。

このホームページをご覧の皆さまに先行告知、お知らせです。

この度、初めてのソロアルバムを発売させて頂けることになりました。

具体的なアルバム発表日程詳細は画像の通り、

・発売日 - 2019年8月1日[木]

です。

 

また同日、発売記念公演を大丸心斎橋劇場にて予定しております。

・2019年8月1日[木]

開場18:30 / 開演19:00

大丸心斎橋劇場(大丸心斎橋北館14階)

チケット販売及びご予約開始は5月18日[土]です。(カフェマリア公演にて発売開始します)

チケットにアルバムのヒントがなんとなくあるので、ぜひチケットを手にしてほしいなと思っています。(ヒントとか好きだよな私。何の影響。)

 

また、チケットご予約ページとは別に、翌5/19からはご購入頂けるSHOPページを開設しますので是非そちらからも。(既に右上にカゴが表示されてしまっている。え。何故かわからないのでこのままですみません。)


~ここからは正に日記です。長い。お付き合い頂ける方は是非~(常に付き合ってもらってるくせにね)

 

ここまでくるの、本当に長かったです。

皆様にも本当にお待たせしました。

 

大学卒業がスタートなのか、デビューリサイタルの21歳なのか細かいところは分からないけれど、具体的に音楽活動をこのホームページで綴るようになってからは6~7年経ちます。

・・・遅いよね。

昔からコンサートに来て下さるお客様には、ほんと、ほんとに気長に付き合って下さってありがとう…。と思っています。

近年出会って下さった方にも、CD無いの?と残念に思わせてしまったりと、お待たせしました。

 

実はこの数年の間に何度かアルバム制作の話がありました。

けれど様々な理由からどれも頓挫してしまい、その度に意気消沈しました。

更に時代は、断捨離、ミニマリズム、配信、生産性主義。

そんな時代に「盤を残すことの意味は?」と根本から考え出し、特に昨年は悩みの年となりました。(基本根明なのでほぼ笑ってますよご安心)

 

本来の想いを後押しされたのは今年の初め。

あるアーティストのレコーディングサポートに出かけた折に、盤の魅力を嬉しそうに語る方に出会いました。

私には十分過ぎる後押しでした。

そして時同じく、プロデューサーでアレンジャーの塩入俊哉さんにお時間を頂くことができ、ようやく今日皆さまに発表できることとなりました。(憧れの人川井郁子さんや、錚々たるバイオリニストをプロデュースしてこられた方に1枚目をお任せできること、身に余る事です。)

 

私の中では数年に渡り燻った想いです。

あまりにもソロCDについては挫折(楽観主義ではありますが事実、挫折ですよね。)が多かったので、今尚消えない不安も決して否定はできませんが、「旅のはじまり」のように、その不安をしっかり味わいつつ前を見ています。 

さて、そんな渾身の一枚を発表する会場が【大丸心斎橋劇場】です。

何故この場所なのかというと「劇場」ということに意味があります。

 

長くかかった分、私の音楽性もここ数年で大幅に変化しました。

そんな折に、お客様から口々に寄せられたのが

「ジャンルは関係ない。松本尚子の音楽のファン」

「一体幾つ顔を持ってるの?」

「何重人格?」

「今日はまた違う尚ちゃんを発見した」

という言葉。

 

パフォーマーの経験や、テーマを設けたシリーズコンサートを2年に渡り開催したこと、クールアンやエルクリマ、最近ではタンゴグレリオさん、更には日頃から様々な場所にお呼び頂くお仕事等々から、「シーンによって人が変わる」私が出来上がってきたのかも知れません。

そして、これが私の個性なのかも、と考えるようになりました。

 

そんな私の表現したい、皆様と味わいたい世界は、クラシック専門ホールでもライブハウスでもしっくり来ず、出た答えが「劇場」でした。

幾つの顔を出せるだろう。

時に楽しく時に切なく、心を乗せて舞うバイオリン。です。(自分で言うのは恥ずかしい)

私のこれまでを惜しむことなく全て今後の表現に繋げていきたいと思っています。

長い旅の一歩目にしては余りにも時間をかけてしまったけれど、だからこそ大切に温めてきたとっておきの時を過ごしたいです。

皆様の時間を私にください。

どうぞどうぞ、よろしくお願いします。

 

PS

ビジュアル発表や、フライヤー公開はまだ先です。

デザイナーさんと打ち合わせを進め、着々と前に向かっています。どうぞ当日までの歩みもお楽しみに。

少しずつ、でも逐一、皆様にここでお伝えしていこうと思っています。そんな道中も一緒に盛り上げてくれると嬉しいです。

8日

Tango Grelioさんと撮影でした。
今年の頭から偶にご一緒させて頂いているTango Grelioさん。
今回は映像制作に参加させて頂いています。
クールアンと言い、今年は映像に縁があります。(自分が3月に始めたからなのかな?)

天満♭Flamingoさんにてオフィスマリオネットの海井さんご協力の下、楽しい撮影でした。

トリオ一曲と、グレリオさんデュオ一曲。
素敵な作品になりそうです。
どうぞお楽しみに。
そして自分自身のチャンネルは0の付く日に着々と。

今夜0時にまた新しい名曲が公開されます。(私は寝ている頃)
元々決めた事は守らないと気が済まないのでドキドキしますが、守れない日もあって良いんだと自分に言い聞かせながらいます。

クールアンの動画公開も無事結びましたのでそろそろSNSに投稿しようかなと(なんとなくこの日記だけに留まっていた。)思います。(大丈夫かなあ。心配性。日記内だと大丈夫だという保証はどこからくるのか。長いからねココは。)

皆さまどうぞ、よろしくお願い致します。

4日

高槻ジャズストリート2019、今年も出演させて頂きました。

2015年、この場所で初めてCool an(仮)が生まれました。

私は当時まだ一人でロック(ひたすらデビッドこぴー)やルパコナなんかを勝手に楽しく弾いてた只のバイオリンの子で、こんな私に「一緒に音楽やろう」と声をかけてくれたのが綾子さんtp.でした。


綾子さんのおかげで、やまけん先生や学くん、若に出会えて、Cool an Temporaryが始まりました。


自分自身のやりたい音楽がある私にとって、日頃から各々ソロで活動していくことに全員が全員心から、「頑張ろうぜ!」と思えているバンドは本当に尊い存在です。

だからこそ、揃った時の爆発力や楽しさは一入。

そこら中にいる人と楽しく笑顔で音楽できる場所があるのは幸せだなと、毎年この日に思います。


ジャンルレスな私達を受け入れてくれる高槻ジャズストリートさんにも、一緒に盛り上がってくれるお客さんの皆様にも、心から感謝しています。

ありがとうございます。

Cool-an-Temporaryや松本尚子のハッシュタグを付けてくださった方がたくさんいて、皆様がお越し下さり盛り上げてくださったと分かりました。(なんと便利な世の中…。)
ありがとうございます。

2日

石津 まほろばの郷 たか長さんにてCool-an-Temporary acoustic trio コンサートでした。

たか長 さんは、先月グランドオープンされたお料理屋さんです。

綾子さんのご縁で、今回は5月1〜2日こちらでオープンイベント2daysさせて頂きました。
和のお庭がとてもステキで、鹿威しもあり、風情のあるステキな料亭でした。
4/26に平成最後のコンサートをこのメンバーで終えたばかりでしたが、5/1令和初のコンサートもこのメンバー。
私たちにとっても何だか思い出に残る日になりました。

新アレンジのナンバーが何曲かありましたが、和なものもあり、たか長さんの雰囲気にぴったりでした。(後ろの畳、襖、窓越しに見えるお庭ともね)

急な告知にも関わらず、お客様も満席で、たか長さんとお客様に感謝です。

この二日間は、演奏後に「交流会」をお店が予定されており、メンバー三人も美味しいお食事を頂き、楽しい時間を過ごしました。

普段私はお客様とあまり長く話せないので(体力無し子)新鮮な時間でした。
ソロのコンサートだと、たった一人なのでなかなか出来ないことをメンバーがいると出来たりすることも、グループを組んでいることのいい点だなと思いました。
この時は、あまりにも面白い(ためになる)会話になっていたので、少し動画を回していました。もしかしたらいつか模様を出せるかも…?(?ですが)
素敵な御料亭、石津 まほろばの郷 たか長さんでした。
皆さまありがとうございました。