27日

この時期の恒例となってきました『くるみ割り人形』でした。
チャイコフスキーが書いた3つの大きなバレエ組曲のひとつ『くるみ割り人形』。
人形を大切にした心優しい少女に訪れたクリスマスの奇跡のお話。

管弦楽曲をピアノトリオで演奏するのは只でさえ至難の技ですが、くるみ割り人形はフルートやピッコロの高い音域での有名なメロディが沢山出てくるため、ヴァイオリンでそれを演奏するのは極めて技術のいる行為です。
毎年泣きながら練習するのが松本の通例となっております。
前回よりハイポジションに透明感が出てきたように思えて、少しだけ成長を感じることができたように思えたり致しました。
毎年同じ時期に同じ曲をさらう機会があるというのは幸せなことですね。

Trinkleでお話と音楽と絵でのコンサートを始めて2年と少しです。
読み聞かせという試みは正にこのくるみ割り人形がきっかけになりました。
語りも其々メンバーが担当するため、始めは慣れない本読み練習がたいへんでしたが、段々板についてきたのではないかと思えました。(紙芝居の順を間違える凡ミスは私の未熟さ故ですので)

読み聞かせの告知をさせて頂いておりましたおかげか、平日にもかかわらず小さなお子様がたくさん来てくれていて嬉しく思いました。

今回、私の普段お世話になっておりますネイリストさんが観に来てくださっておりました。
いつもヴァイオリニストにとっての指先の大切さを理解してくださりながら施術してくださる素敵な方です。

この日はオトカリテ千里中央さんで開催中のハッピー★クリスマス2015「ぬり絵で飾るクリスマスツリー」に勝手に参加してまいりました。
ぬり絵心のなさ過ぎる結果になりましたが…裏に3人でメッセージを書いてツリーを飾りました。
※私のぬり絵心のなさ過ぎる結果がどれかは秘密です。

P.S.おまけ
ライブ後にメンバーでお茶。久しぶりに2人とゆっくり話しができて嬉しかったです。