18日

どうしても力んでしまう周期があります。
ヴァイオリンは共鳴楽器ですので、力むと途端に響きが悪くなります。
また身体ももちろん疲れますし、手や腕肩、背中にまで支障をきたします。

力んで良いことなど何もないのに、なぜ周期的に力んでしまうタイミングが訪れるのでしょうか。またそうこうしている内に、ある日突然力がすっと抜けて良い状態に戻りますが、そのタイミングも掴めません。
悔しいけれど、こんなに長く楽器に携わっているのにこの謎が毎度解けません。
全身脱力人間になりたいと切に願います。

何年か前に、泥酔したヨガの先生を介抱した事があるのですが(え)その方は全身タコみたいにフニャフニャでした。
腰を持とうとしても、海老反り型にペタンと折れてしまい持てず、腕を肩に回そうとしても肩がフニャフニャで腕がかからない。座らせようとしても前にペタンッと折れてしまう。たとえ力持ちの男性でも持ち上げようとすると腕から体がずり落ちてしまい持てずでした。
その時は「体が柔らかい人は泥酔すべきじゃないな」とコッソリ思ったりしておりましたが、それはもう羨ましいほどの軟体でした。

あんな風になれば脱力もできるのかしら…。(泥酔故の脱力だろうに)

どうでも良い話を挟みました。
緊張と繋がっているような気もするし、脳から攻める方が良いのかしら。

うーん。
研究です。