久々に受験生のソルフェージュレッスンを担当することになったのをきっかけに、自分自身も発声を始めました。
驚くほど声が出なくなっていることにびっくり。
弦楽器は声楽や管楽器とは違い、呼吸が直接的には演奏に必要でないため、腹式呼吸も意識することはほぼありません。(もちろんブレス自体は大切なものですので、間接的にはとても重要、意識的に使うものです。)
恥ずかしながら前の受験生を入学させて以来、発声練習はほとんどしておりませんでした。(懺悔)
ピアノを弾きながら中高で習った発声をしていると、お腹から声を出す感覚と、音程を喉ではなくお腹で取る感覚が少しずつ蘇ってきました。
そして何よりも、背筋がピンと伸びて、表情筋も柔らかく、目がパッチリ開きました。(単に眠かったのが起きただけでは、という御指摘は受け付けません)
お腹から声を出すって大切。
ピアノの前に座るたびにやろうと心に決めました。