10月

毎日が光の速さで過ぎていきます。

松原健之さんのコンサートでは、浅草大阪札幌静岡と、たくさんの発見と勉強とそして感動に出会いました。

9・10月と、クローズのコンサートもたくさんあり、そのどこでも「コンサート」として皆様がしっかりと耳を傾けてくださることが嬉しく、「赤と白」を発表して本当に良かったと感じています。
また一風変わった出来事としては9日。母校である京都芸大で実施されている「10年後の京芸生」という特別講義にてお話をさせて頂いたことが印象に残っています。

「お仕事」ということに重きを置いた講義ですので、主にそういった面でのお話になりました。

何も考えずに生きていたと容易に振り返ることのできる学生時代ですが(当時は必死だったはずなのですが)、周りの音楽感と足並み揃えられない葛藤は常にあったと思い出します。
そこから10年。
間違いなく様々な人に出会い多用な音楽に触れ、「赤と白」の元になった多面的な表現を自分の個性だと自覚することができました。

あまり過去を振り返らない性格故に、今回の講義のおかげで10年をしっかりと振り返るきっかけになりました。

久しぶりの味のありすぎる大学校舎も、漏れ聞こえる練習の音も、全然キャピキャピしてない学生達も笑、「京芸だなー」と感じるには余りある懐かしさでした。

ステキな時間を過ごさせて頂きました。
ありがとうございました。

そこからは怒涛のコンサート月間へ突入でした。

SNSをたくさん更新するので日記が追いつかなくなってきてしまったのが少し悲しいですが、ひとつひとつの細かいところはぜひそちらで写真と共に読んで頂きたいきもち。(書けよ!)
私としてとても嬉しかった出来事は、祖母のホームでのコンサートです。
「応援チケット」を初めて活用できたコンサートでした。
私のコンサートの度に応援だからとご購入くださる方(もちろん限定なのでネットからです)や、記事を読んでとご購入くださる方。
本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
機材の無い現場、予算を算出できない施設、自主企画コンサートなど、様々な形に繋げていけるよう頑張ります。